2008年9月13日土曜日

フィールド系は扱い難いか・・・?

ショー系の犬舎のホームページを訪問すると、フィールド系は

訓練すれば高い能力を発揮するが、一般的には扱い難くく

適正は、ドッグスポーツや警察犬・・・・

介助犬、 盲導犬はショー系がと云う意味のことを書いている。

果たしてそうだろうか・・・・?

私は、介助犬は、ガイド系としてその適正を持った家系で一

つの系統を構成しており、盲導犬はもっとシビアなラインで

系統を構成していて、ショー系と一緒の枠に入れると大き

な誤解を生む。


ラブラドールは大型犬で、ショー系、フィールド系にかかわ

ず、ある一定の躾ノーハウを持っていなければ扱うのに苦労

る犬種です。

間違っても、ショー系が扱いやすいとは言えません。


フィールド系は猟犬です。犬質として、静と動、コミニュケー

ション能力が問われます。

ショー系にも素晴らしい犬が居ます。しかし、ドッグショーで

良い成績を収める事が目的で繁殖されていて、真のパート

ナーになり得る資質を軽視しています。

ドッグスポーツと一言で言いますが、GRTは、超後進国の

日本ですら150m離れたパートナーとのコミニュケーション

が必要ですし、アジリティーでも複雑なコースをハンドラー

の誘導に従って走る必要があります。

少なからず私は、家庭犬としての適正は、フィールド系が高いと

云う考え方を持っています。

フィールド系について書いています。