2009年4月15日水曜日

Labradorは猟犬だい

注文してあった鶉が届いた。
餌は与えても、狭い箱の中に長く置くと弱るし飛べなくなると言われ、今夕早々にトレーニング出掛ける。

生後十ヵ月のMoeの方が強い興味を示し、飛び立った瞬間に咥えてしまう。
自然鳥を探す意欲に繋がる行為で頼もしいが、咥える事は望んでいない。

さて、鶉を用意してまで鳥を覚えさせようとするのかと言えば、IVORがコマンドを聞かずに勝手に走るのを見ていて、頭に来るし、コマンドを出すのが面倒になった。
自然鳥なら、何処にいるのかハンドラーには分らないから犬に任すしかないし、自ずとコマンドも足元でのハンドシグナルとリコール程度で済む。
これが意外と面白い。

何故かと云えば二つ・・・
① 犬と目を合わせる機会がGRTより遥かに多い。
② ハンドラーは犬が匂いを捕まえるに任せて、ついて歩くだけ。
つまり、犬が「パパ、鳥さんは居ませんよ」と言えば信じて「そうか居ないか・・・ヨシヨシ今度はあちらに行って見よう」となる。
”のんびり〟”ゆったり〟タイムなど気にせずに楽しめる。
以上が鶉を注文した動機であった・・・が、都合良くと云うか、GRTAの競技会でメス犬の匂いが気になって仕事が出来なかったIVOR・・・・交尾は若いIVORにとって麻薬みたいなもので今後も満足出来る競技内容にはならない。よって引退後の楽しみになってしまった。

鳥探しの動機付けとなったそのIVOR、匂いを覚えると流石で、放鳥した鶉を直ぐに飛ばし、その後自然鳥の匂いを捕まえて飛ばすのを見せてくれて、これまた頼もしい。

ついでと言ってはなんだが、今回のGRTAのアドバンストクラスの高速レトリーブを見て、Cultureの出る幕はないとも感じる。

目標はCulture、IVOR、MOEと一緒に標高1000m超の山で山鳥と出会うこと。