2009年6月9日火曜日

ごん平さん。


少なからずFT系のラブラドールに拘る人であれば横須賀のグローリティ犬舎をご存じでない人は居ないのではないだろうか・・・・
わが国にFT系のラブラドールを定着させた功労者の中心的存在です。
氏は、実猟を通して個体の資質を見極めて来られた。

私は、FT系のラブラドールの愛好家として、自然と自然鳥との駆け引きと云う遊びに入りました。
そして今感じているのは、犬の能力を信じるしかないと云うことです。
最近、Ivorがよく見えない場所に入っていきます。急斜面で内心心配なのですが、リコールホイッスルは吹きません。それが猟欲の発芽の妨げになるかも知れないからです。
俗っぽい言い方ですが、犬の(猟犬としての)能力差がはっきり見えてしまうのが自然鳥との駆け引きだと思います。
何故なら、指示に拠るものではなく、犬の自主的な動きが合理的な結果に繋がる事を期待するのが狩猟のような気がするのです。多分、鉄砲撃ちとっては当たり前の理屈なのでしょうが、私にとっては、わが子達を観察する上で、実に新鮮な切り口です。
「パパ、ヤマが居ましたよ、準備はいいですか」って目で言ってくれる子にならないかな~
それが不可能ではない様な気がするのが、親バカ。
しかし、まんざらの戯言でもないような・・・ラブはそんな犬種です。

優先順位からして、少し後になるけど、お前達のために、ごん平さんやるって決めたから・・・

わが家のラブ達に猟犬としての能力があるのか、現時点では判断できませんが、ゲームが少ない中で実績を挙げて始めて評価されるわけで、猟犬評価はシビアです。