2008年7月31日木曜日

その1

2008年7月30日 水曜日

私の刺激たっぷりのラブラドール生活は、良きアドバイザーと仲間が居るから味わえていると思っています。

私の、は茶目ちゃな接し方、GRTトレーニングに我慢して付き合ってくれ、失敗を成功の因にしてくたCulture。

私の好奇心に、懲りずに付き合ってくれる先輩方、技能競争できる仲間・・・・ありがたい話です。

さて、その先輩の中にFT系のラブラドール歴25年の方が居ます。

この方は、血統を護る上で世の中に出すべきではないと判断した子犬を選別し処分します。

基準はかなりシビアです。

賛否はあるでしょう。絶対反対の人、理屈として理解できても、自分は出来ないと云う人、賛成だと云う人。

私は・・・・?

ショータイプのlabはドッグショーで相対的な判断が可能で(絶対的判断であるべきだと思っていますが)少なからず、ある一定のレベルで犬質の維持が担保されています。

フィールドタイプの場合は、用途によって必要とされる能力分野が異なり、本来の(原産国に学ぶ)犬質の維持を担保する基準と機会がありません。

例えば、ドッグショーで良い成績を残すためにフィールドタイプの犬と交配することは先ずないでしょう。

逆に、訓練競技会で良い成績を残すためにショータイプの図太さを求めてフィールドタイプにショータイプのオスを交配するケースはあります。

つまり日本では、フィールドタイプのラブラドールは、しっかりした考え方を持ったブリーディングと、シビアな犬質基準がなければ本来の犬質の維持が難しいのです。

ブリーディングをやる以上、その頻度に拘らず、方向性として、ある一定の結論は持っておく必要があると考えています。